耳がハゲるって記事がありました。
人間の耳には 有毛細胞ってのがあって、
この毛が加齢とともに薄くなっていくそうなんです。
ありがたいことに、この「毛」は頭髪ほど毛量に個人差がなく、
男女差もほとんどないそうです。
日ごろハゲをばかにしているあなた!
あなたもハゲてるんですよ~
毛が薄くなると、有毛細胞の機能が衰え、
周波数分解能が落ちてしまいます。
どういうことかというと、
ひとの言葉が聴きづらくなるということなんです。
内耳の能力(有毛細胞の毛の本数)のピークは20歳で、
そこから長い年月をかけて、少しずつ少しずつ衰えていくんだとか。
要は年を取って耳が聴こえづらくなるっていうよくある老化現象で、
調査によれば、40歳以上の人の、低く見積もっても5割、
実際には8割以上が、周波数分解能低下による
「無自覚難聴」と考えられるそうです。
本人に自覚がなく、周囲の人が気づかなくても、
40歳を過ぎたあたりから、
仕事や日常生活で何らかの支障が出始めているんですね。
40代から聴こえづらかった?
いや、まったく自覚してません。
いまだって。
とぼくが思うのは「無自覚難聴」ゆえなんでしょう。
対策としては、相手に大声を出してもらうのではなく、
子音をはっきり話してもらうこと。
そうすると聴きとりやすいそうです。
そんなこと無理やなあ。
声が聴きとれないといえば、このアニメ映画。
「聲の形」
前にうめなか日記で触れてました。
京都アニメーションの作品です。
素晴らしい映画なので未見の方はぜひ!
本日、10チャンネルで放映なのです。
ついでに「無自覚難聴」のセルフチェックができるサイトはここ。