うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

売れなかった!

数日前にブックオフに売りに行きました。 

 60冊ほど持ち込んで売れたのは24冊です。

文庫が18冊205円で、平均10円以上。

新書と単行本が1冊5円でした。

買取額は合計で235円。

はかないものです。

 

売れなかった本を写真に撮って帰りました。

「ぴあダイヤル」とかビジネス書は情報が古いので、

売れなくて当たり前ですが、

それ以外はけっこう名著で本もきれいなので、

だれかに読んでもらいたいなあと思いました。

 

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写真から書名を拾うと――

悪魔祈禱書  夢野久作
夜よりほかに聴くものもなし  山田風太郎
魔天忍法帖  山田風太郎
野球戯評  梅原猛小松左京
女が外に出るとき  犬養道子
二〇三九年の真実  落合信彦
ザ・ライトスタッフ 7人の宇宙飛行士  トム・ウルフ
榎本武揚  安部公房
ヨーロッパ退屈日記  伊丹十三
思い出トランプ  向田邦子
淋しいアメリカ人  桐島洋子
あなたに似た人  澤地久枝
風雲ジャズ帳  山下洋輔
「空気」の研究  山本七平
てんのじ村  難波利三

工学的発想のすすめ  杉田本宜

ピアニストを笑え!  山下洋輔
アメリカ性革命報告  立花隆
下天は夢か(下)  津本陽
誤算の論理   児島譲
地獄の観光船  小林信彦
地獄の読書録  小林信彦
窓際のトットちゃん  黒柳徹子

 

「思い出トランプ」と「てんのじ村」は直木賞受賞作ですね。

ネットで見ると数百円から売られています。

「二〇三九年の真実」を読んだときは、2039年なんて遠い未来、

ケネディー暗殺の謎が解禁される頃まで生きてるわけないなあ

なんて思ったものです。

でも今年が2020年ですもんねえ。

そりゃ年も取るはず。

 

しかし、いま見返してみると、「窓際のトットちゃん」は

絶対に読んでないし、安部公房の「榎本武揚」も読んだ記憶がありません。

夢野久作も思い出せないなあ。

もうちょっと手元に置いとけばよかったか

なんて思ってるから、ものが整理できないんですよねえ。