弦を張るのが大の苦手です。
何度も張り替えたくないから、寿命の長い弦を使います。
エリクサーポリウェブのライト。
いつもはナノウェブですけど、箱の青色がきれいだったので。
ポリウェブはナノウェブに比べコーティングに厚みがあり、
耐久性に優れている点が特徴。
ナノウェブはコーティングを極限まで薄くすることにより、
コーティング弦特有のデメリットを最小化したのが特徴。
とのことです。
自分でええと思うほうを巻いたらいいんですけど、さて。
実際にどっちがどうといえるほど、意識して比べてないので、
音の違いはよくわかりません。
今回はYouTubeで弦の交換方法を見て、
新しいやり方で試してみました。
これです。
新しいやり方ってのは、
A.同一作業は6本まとめて一度にやってしまう
B.弦は巻く前にカットしておく
という2点です。
具体的な手順は、
①ワインダーを使って弦を緩めてからピンを引き抜く
これは以前からやってました。
たいていは簡単に引き抜けないので、
ボディに手を突っ込んで裏から押し出します。
②新しい弦をピン穴に入れてピンを押し込む
これを6本ぶん全部やってしまいます。
以前は1本ずつ入れては弦を巻いてました。
③弦の長さは次の糸巻きまでとする。たとえば、
1弦は2弦の糸巻きまで、2弦は3弦の糸巻きまで、
3弦は2-3弦と同間隔の余裕をもたせた長さで切る
1弦だと上のように2弦の糸巻きまで延ばした長さでカット。
これはけっこう緊張します。
3弦みたいに長さが必要な弦を短く切ってしまったら、
取り返しがつきませんもの。
④弦を切り終えたら、糸巻きから4~5ミリぶん外に出して巻く
ワインダーで巻くと、巻き上げる向きがわからなくなるので、
ぼくは指でじかに糸巻きを巻きます。
巻いていくとポコンとブリッジピンが持ち上がったり。
ようありますね。
こういうのはその都度押し込みます。
出るピンは打たれるってやつです。
以上で終了。
あんまりきれいじゃないなあ。
てことで、いままでより簡単に速く張れたという実感はなかったです。
やっぱり張り替えは苦手です。
巻いていくときに必ず弦が糸巻きから持ち上がって
一気にゆるんだりして、きれいに巻けないんです。
弦をブリッジ側に引っ張りながら巻いてあげると
綺麗に弦が巻かれていきます。
と書いてあるサイトがありますけど、
自分でやると必ずうまくいかない。
調べるとマーチン・ヤマハ・ギブソン巻きという三種の巻き方があって、
奥が深そう(なことはないか)。
ぼくは巻けたらなんでもよろしいです。
こうもり傘の張り替え~~~~~♪
って言いながら、昔は職人さんが辻々をまわったはりましたね。
アコースティック弦の張り替え~~~~~~♪
っていうて前を通らはったら頼んでしまいそう。
なわけないか。
ぼく、ケチやし。
当然、次のライブ(1か月先?)も同じ弦のままいきます。