うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

それほど好きじゃない

指の(ピアノ)練習と英語は

もっとしとけばよかったな。

ギターも。

というのは小田和正の言葉です。

過去を振り返って、こうしとけば良かったと思うことありますか?

と質問されたときの答えです。

あんなにピアノもギターもうまいのに、

まだまだって本人は思っているのですね。

ピアノもすごく練習しても、

練習しても間違えるわけで。

それは練習が足らないということで。

と、さらに答えています。

 

もう10年以上前ですが、NHKスペシャルで、

B'zの特集を見たことがあります。

両人とも、音楽に対して大変な凝りよう、こだわりようで、
好きが高じてプロになるとは、
そしてトップアーティストであり続けるとは、
これほどしんどいことなのかと感じいったものです。

 

とくにギターの松本孝弘
オフの日に8時間ギターの練習をする場面がありました。
昼食はカップ麺で、ホテルの部屋にこもりきり。

ぼくももちろんギターが好きですが、そんなには弾いていられません。
弾こうとしても数十分で飽きてしまうと思います。
できないフレーズにぶつかると弾くのがいやになります。

レベルがまったく違う自分と比べるのもおかしいけれど、
レベル以前に、それだけギターが好きでいられることに驚きます。

8時間やっても飽きないことって自分にあるだろうかと
考えてみますが、ないですね。

好きであり続けることは才能なんだと思いました。

 

加山雄三もずいぶん昔、徹子の部屋で、

ピアノに取り憑かれたことがあると話していました。

そのときは何時間も何時間もピアノを弾き続けていたので

家族が心配してピアノにお札を貼ったらしいです。

実はキツネがピアノに化けて加山雄三はそのキツネに憑かれていたとか。

話の真偽はわかりませんが、やはり才能のある人は、

それだけ好きなことに集中できる、

逆にいうとそれほど好きってことなんでしょう。

好きこそものの上手なれとはよく言ったものです。

 

凡人はできないことを才能のせいにしたりしますが、

実はそれほど好きじゃないってことなんでしょう。

そう思いません?