SF映画が好きなんです。
出来不出来は関係なくSFものはなんでも何度でも見てしまいます。
しかも監督がリドリー・スコットときたら名作率が高いです。
なんべん見ても飽きません。
「エイリアン」、すごかったですもんねえ。
そのリドリー・スコット作品、
オデッセイ(原題: The Martian)
BSでやってたのでまた録画して見ています。
前に見たときは見逃してたというか聞き逃してたんですけど、
この映画、デヴィッド・ボウイの「スターマン」が使われてたんですね。
学生時代、デヴィッド・ボウイがすごいぞすごいぞって
雑誌で取り上げられてるのを見てLPを買いました。
「ジギー・スターダスト」ってアルバムです。
いまでも、こんなふうに紹介されてますね。
ロック史上における不世出の名盤にして
永遠のマスター・ピース(1972年作品)。
異星人をテーマに繰り広げられる壮大なコンセプト・アルバムとして
ファンならずとも必聴の一枚。
こうまでほめてあると聴いてみたくなるじゃないですか。
聴いてみたらデヴィッド・ボウイ、ぼくにはちょっと合わなくて、
なんとか「スターマン」だけは受け入れられる曲でした。
アコースティックギターが入ってるからでしょう。
ちなみにマスターピース (Masterpiece) というのは、
傑作、腕試しの作品、名人芸という意味だそうです。
で、映画を見ていて気づいてたんですけど、
この歌の途中、サビに入る直前のギターが、
「太陽に吠えろ!」のメインテーマのイントロのリフとそっくり。
上のYouTubeでいうと57秒くらいです。
「太陽に吠えろ!」の、あのオクターブ奏法で、
高い音を鳴らす印象的なリフに似ています。
「太陽に吠えろ!」も1972年に始まったそうですから、
「スターマン」と同時期ですね。
そうなるとパクリじゃなくて偶然?
それとも俊速で、ちょうだいされたの?
ネットで探してみると、両者が似ているってことは周知の事実だったようで、
知らぬは自分ひとりなり。
いまさらな話になってしまって、すみませんです。