うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

守破離

タイバンは大の苦手です。

ぼくらよりうんと上手なバンドの演奏者が前で聴いているわけで、

すんごい緊張するんです。

たいがいあがってしまって、ふだん以上に出来が悪くなります。

 

そんなタイバンで唯一いいところは、

知らなかった音楽が聴けることじゃないでしょうか。 

前回の「青春カムバック」ではこの曲。

主宰者、南さん率いるザ・バンドマンが演奏されました。

このピアノのメインテーマ、旋律、たまりまへんなあ。

 

演奏が終わったあと、だれの曲ですか? と訊いたら、

ジャズトロニックのシュ・ハ・リ

とおっしゃいました。

アーティスト名も曲名も初耳で、早速CDを手に入れました。

それは、こんな曲です。

美しいですねえ。

YouTubeは途中で終わってしまいます。

 

Jazztronik - Shuhari

www.youtube.com

 

ネットで調べると、

Jazztronik(ジャズトロニック)は、野崎良太が率いる

特定のメンバーを持たない自由なミュージック・プロジェクト。

これまでに数多くの作品をリリースし、

国内のみならず、全世界でLive、DJ活動を行っている。

作編曲家としても、クラシック、Jazz、クラブミュージック

だけにはとどまらない独自の音楽性でアーティストプロデュース、

映画、ドラマ、CM音楽制作を積極的に行い、多方面から評価されている。

とありました。

へ~~、まったく知りませんでした。

ただ守破離という言葉はさすがに知っていました。

世阿弥の言葉ですよね。

と思ったら違ってました。はずかしー

なぜだかわからないが、この言葉の作者は世阿弥

出典は『風姿花伝』とされることが多い。

守破離」のネット検索上位ページではほとんどその説がとられている。
宮本武蔵、沢庵、千利休など、歴史上の著名人が

その考案者に推定されることもある。

が、『風姿花伝』に「序破急」はあっても「守破離」はない。

沢庵、利休の著作や記録にもない(利休百首は後世他者の創作)。
戦国期武田家の書『甲陽軍鑑』にはあるらしいが確認されていない。

おそらくこの語の考案者は江戸中期茶人の川上不白

出典は不白の『不白筆記』(寛延2年)、

あるいは『茶和抄』(横井淡所著に不白が補注)であると思われる。

「守破離」は世阿弥の言葉ではない:掲示板:寺子屋 素読ノ会|Beach - ビーチ

 

そうかそうか、あれは序破急だった。

阪急の快速特急に乗るたびに思い出すんだけど、

まあ、「断捨離」と間違うよりはマシか。

出典はわからないもののネット解説によると、

この”守破離”という言葉ですが、武道等で使われたりする言葉です。

“守”というのは、自分の師から学んだ事を

しっかり守りそして修行し身につけると言う事。

"破”は、今まで学んだ事から一歩進み他のものも取り込み、

自分の守って来た形のみにこだわらずそれを破り

心と技を発展させていくという事。

”離”は、“守””破”といった過程を経て自らの形、

新機軸を築き独自の新しいものを生み出してくという事。

となっていました。

哲学の弁証法? 「正・反・合」に似てますね。

不思議。

 

とにかく、ザ・バンドマン守破離、最高でした。

このYouTubeよりもすごかったと断言できます。

また聴きたいなあ。