うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

特急を停めるコンサート

昨日だったか、こんなチラシが新聞の折り込みで入ってました。

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知らなかったなあ。来月の8~9日と、

胡麻駅下車徒歩15分

って、まあまあ、辺鄙なところで、

というと失礼ですが、クラシックコンサートがあるのです。

6月9日でなんと400回目というんですから、

とても由緒あるコンサートですね。

胡麻駅南丹市日吉町です。

 

中央のカズコ・ザイラーさんはピアニストで、

日吉町の古寺を移築した「かやぶきの音楽堂」

を拠点に、ご夫婦で演奏活動をされてきて、

一昨年、夫のエルンストさんはお亡くなりになったようです。

 

しかし、かやぶき屋根の下での演奏会って、

雰囲気、よさそうですね。

天井に、前後で合計10枚の反響板が吊り下げられ、
音が客席側に飛ぶように設計されているんですって。

(ちなみに無料の催しだとレンタル料金は1日5万円)

 

ザイラーと聞いて、ぼくらが思い出すのは

トニー・ザイラー

スキー選手で俳優ですよね。

ザイラーはドイツ系の名前のようです。

チラシの下をよく見ると、後援にドイツ大使館

わかるにしてもイスラエル大使館も入っています。

ドイツとイスラエル、恩讐を越えて、いまがあるってことでしょうか。

 

このかやぶきコンサートのためだけに、
普段は各駅停車しか停まらない駅に、
JR特急が臨時停車するんですって。

特急きのさき・はしだて

の臨時停車のお知らせがチラシに書いてあります。

ザイラーだけに在来線かと思ったら違うんですねえ。

おあとがよろしいようで。