人は30歳6か月に達すると
“音楽的まひ状態”に
という記事がありました。
イギリスで行われた調査らしいのですが、
音楽ストリーミングサービスのディーザーってところが、
人は“30歳6か月に達すると新しい音楽の探求を止める”
ってことを突き止めたそうなんです。
「音楽的まひ状態」というのは、
昔の曲やジャンルを何度も繰り返し聴く現象のことを
そう呼ぶんだとか。
調査対象となった1000人のうち60%が、
すでに知っている曲ばかりを聴く「音楽的なマンネリ化」を
迎えていると感じていると答えたそうです。
たしかに昔の曲やジャンルをよく聴くけど、
“30歳6か月に達すると”ってとこが胡散臭いですね。
数字がはっきりしすぎていて。
こういうのは個人差がありそうだし。
もしかすると平均値かもしれませんが、
そうは書いてありませんでした。
ネットニュースにはいい加減なものも多いから。
ぼくが“30歳6か月”の頃って、
ちょうど大阪で会社員をしてた時期でした。
ときどき週末には梅田のレンタルレコード店で、
LPを借りて帰ったものです。
いま思うと、あんな大きなものを何枚も
借りて京都まで帰ったなんて若かったんだなあと思います。
それだけ欲求が強かったのでしょう。
料金もいまより高くて、1枚200~300円くらい?
借りたらカセットに録音してました。
借りたのは主に邦楽で、
洋楽は輸入レコードを買っていたと思います。
1000円前後だったかなあ。
輸入レコードはジャケットの端っこがカットされたり、
穴があけられていました。
理由は聞いたけど忘れました。
正規ルート品じゃないって言い訳の意味だったような気がします。
背伸びしてジャズやフュージョンを買うこともあったので、
30歳6か月のぼくは「音楽的まひ状態」ではなかったと思います。
この調査では、音楽への探求心がピークを迎えるのは
“24歳5か月”とのことです。
う~~んと、ぼくが24歳5か月の頃って……もう、ええか。