うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

マックといえば

こないだの日記で、なかせさんが、

建仁寺風神雷神図のことを書いていたので

アップルのマッキントッシュを思い出しました。

Macintosh Plusです。


いまから30年以上前、フリーランスになって間もない頃に、
アップルから発売されたコンピュータ、マッキントッシュを買ったんです。
本体、プリンター、フロッピーディスクドライブ、ソフトなど、

合わせて100万円以上しました。

ハードディスクを買うお金はなかったです。

 

Macintosh Plusはモノクロディスプレイで、

メインメモリーはこのとき1メガバイト

漢字が使えるモデルは1986年に日本で発売された

と本に書かれています。

業務用がようやく個人でも使えるものになったということで、
キヤノンの営業マンが家まで来て実演販売するような、

いまでは考えられない高価格品でした。


マウスでコンピュータを操作するのって、

アップルが最初なんですよね。
なにに使うとか、そういうことはまったく考えてなくて、
この新しい道具を入れたら生活ががらっと変わるようなイメージがありました。
ほんとにかわいらしいデザインで、それが部屋にあるだけで、

にんまりとしてしまうような愛着のわく道具でした。

 

フリーライターとしては駆け出しの頃ですからローンを組みました。
あの頃はワープロで仕事をしていて、ファックスが必需品でした。
どちらも20万円以上しました。
でも、1989年というとちょうどバブルのあたりで、
仕事はどんどんあって、お金は借りても返せると思ったのでしょう。


それだけ投資して、では仕事に活かせたかというと、まったくゼロ。
こないだの年賀状をつくっただけでした。

で、このとき年賀状に使ったイラストが

お絵かきソフトに内蔵されていたのです。

日本の伝統的な絵画もそろっていて、

そのなかに風神雷神もありました。

味のあるタッチですよねえ。

 

まあ、100万円の出費は無駄でしたけど、

ぼくはそういうの多いんですね。
去年買うたギターはもう売りに出してるし。

 

で、こちらはMacintosh Plusでつくった2枚目のはがき。

ポケベル番号を書いてますねえ。

懐かしいなあ。

この暑中見舞いを作成したあと、

ぼくのマッキントッシュはお役御免となりました。 

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このあとパソコンはアップルじゃなくて

ウィンドウズを買うようになります。
デザイン関係の人はアップルを使い続けますが、

ぼくらにはワープロ機能と通信機能があればよかったので、

たくさんのメーカーから出ているウィンドウズ機のほうが安いやすいというか、
ワープロ富士通だったので、相性のよいDOS機を選んだのだと思います。

上のハガキに

by  UMEMAC

とあるでしょ。

ウメマックと名づけてたんですねえ。

マックといえばマッキントッシュだったのです。