うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

開頭ルパン

南アのジャズ奏者が脳手術中にギター演奏、順調に快復

という記事を読みました。 

南アフリカの病院で、ジャズ奏者がギターを弾きながら

6時間にわたる脳腫瘍摘出手術を受けたそうです。

 

なんでギターを弾きながら手術するかというと、

演奏で使っている脳の部分を特定するためなんです。

ギターを弾くときに、脳のどこが機能しているかわかれば、

そこの神経損傷のリスクを減らせるんだとか。

 

これ、ギター弾きだからまだいいけど、

将棋の棋士とかだと対戦するんですかねえ。

ぼくみたいなライターは原稿を書かないといけないのかなあ。

ルパンだったら手術中に窃盗するとか……

 

それ以前に、覚醒状態で手術するなんて、

おー、こわ。

昔、中国の針麻酔、ありましたよね。

開頭された患者さんが笑顔で話してる映像。

あれも恐かったなあ。

 

ともあれ、このギター弾きは、

腫瘍の影響を受けていた一部の指の運動機能が回復したそうで、

めでたしめでたしなんです。

 

手術の感想は――


とても不快だった。

麻酔と覚醒状態の間にあり、

脳の内部でブロートーチの音がして、

集中するのはきわめて難しい

 

と語ったそう。

やっぱり不快なんやわ。

こういうのを読むと健康でありがたいと改めて感じます。