うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

マイ・ウェイをうたう人

いつだったか知りませんが、BSの番組で、

マイ・ウェイの特集があったそうですね。

以下は友人から聞いた話、伝聞です。

 

マイ・ウェイはもともとはフランスの歌で、

オリジナルをつくったのはクロード・フランソワって人。

彼はあの「夢見るシャンソン人形」でヒットした

フランス・ギャルと不倫関係にあったそうなんです。

フランス・ギャルにふられて傷心でうたったのが、

コム・ダビチュード(「マイ・ウェイ」の原曲)なんだとか。


フランス・ギャルって今年の1月に亡くなったんでしたっけ?

だからクロードがうたってたフランス語の元歌は、

失恋の歌だったそうなんですね。
これは大ヒットにはならんかったんですって。

ところが、ポール・アンカがこの歌をフランス旅行中に耳にして、

ピピっと閃いたんでしょうね。

すぐに曲の権利を得るために交渉したそうで。

 

ウィキペディアには無償で権利を得たとありますね。

ほんまかしら。

ここからはウィキペディア情報で書きます。

それによるとポール・アンカフランク・シナトラのために、

新しく歌詞を書き下ろしたとあります。

主人公の男性が、自分の死が近づくなか、

人生で起こったすべての苦難に対して行ったことについて、

後悔せず自信を持っている、と語る内容の歌詞。

 

以下、ウィキペディアにあるポール・アンカの言葉です。

雑誌をたくさん読んでいると、すべてが『俺のこれ (my this)』、

『俺のあれ (my that)』であることに気づいた。

僕らはフランクのことがまさに

『俺の世代 (my generation)』だと思った。

僕はいつもは使わない言葉だけど、

彼が話した内容を『食いつくし、吐き出した』。

 

ぼくは以前からこの歌はうたえないなあと思ってたんです。

なんでかっていうと、こんなふうに自分の人生を振り返って、

自信をもってこれでよかったんだって絶対言えそうにないから。

 

だからこの曲は、うたえる人とうたえない人があると思うんですね。

20代30代がうたうってのもちょっとなあ。

女性にも合わない気がミュージックフェアで森山良子らがうたってましたけど)

やはり功成り名遂げた、ちょっと貫禄のある人しかうたえない気がします。

またまたウィキペディアによると、ポール・アンカは、

僕はこの曲を書くことはできるけど、この曲を歌う人ではないよ

と言ったそうです。

その後、自分でもうたってるんですけどね。

 

一番の歌詞の日本語訳はこんな感じ。

そしていま、死期が近づいている
私は人生の終幕を迎えようとしているのだ
友よ、はっきりと言うよ
確信を持って言うことができる
私は精一杯生きてきた
どんな道も避けずに通った
さらに、それ以上自分の道を歩んできたんだ

 

イギリスで最も葬儀で演奏される曲というのもうなずけます。

 

ぼくもマイ・ウェイがうたえる人生を

歩んでこられりゃよかったけどなあ。

死ぬまであくせく働き続けて、ほんまにせこい人生やったなあ、

後悔だらけやけど、これがマイ・ウェイやわー

と得心するのは確かだと思います。