ちょっと前ですが、イギリスの覆面アーティスト、
バンクシーって人が話題になりましたね。
自作の「少女と風船」がオークションで落札された直後、
額縁に仕込んだシュレッダーで裁断したって快挙(!?)。
騒動の後、バンクシーは裁断の仕掛けをする様子を
撮影した動画をインスタグラムに投稿し、
「破壊の衝動は創造の衝動でもある」
というパブロ・ピカソの言葉を添えたとか。
ピカソの言葉、かっこいいですね。
それはともかくバンクシ―のニュースで思い出したのが、
書評で読んだ
「The KLF: ハウス・ミュージック伝説のユニットは
なぜ100万ポンドを燃やすにいたったのか」
って本のことです。
ザ・KLFというのはで、1990年代初頭に一躍、
ポップミュージック界のスターダムにのし上がった
イギリスの音楽ユニットなんですって。
ハウス・ミュージックっていう音楽ジャンルがあるんですねえ。
知りませんでした。
で、驚くべきはサブタイトルにもあるように、
彼らは稼いだ100万ポンド(現在の1億4500万円)の札に
火をつけて燃やしてしまってこと。
なんともったいない。
そんなに稼げるほど売れた彼らの音楽、
YouTubeにありました。
THE KLF - Chill Out ( Full Album )
YouTube、聴いたけど、んんんんんんんんん?
最後まで聴けませんでした。
ハウスミュージックも調べましたが、よくわかりませんでした。
しかし、1億5千万近いお金を燃やすなんて、
なんで彼らはそんなことをしたのでしょう。
芸術家のすることはわかりません。
理由が知りたければ、この本を買うしかないですねえ。
3240円ですって。