うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

絶対音感 100年

音階の基本となるラの音

A440Hzは1938年のロンドンの国際会議できまりました。

 

今ねオーケストラは、

日本   442Hz

ドイツ  443Hz

アメリカ 440Hzで演奏されてるらしいです。

 

それも、オーケストラによって、微妙な差があるでしょうけどね。

 

これは、先日の高齢者大学のファゴット講座の時に習った事。

 

その昔、教会音楽が主流の頃は、パイプオルガンの

ピッチに合わせて合唱していました。

 

 

驚くことは音幅のピッチは一緒なんですけど。

基本のピッチは、ほんとおおざっぱで

 

教会のパイプオルガンの調律はパイプを削ることで

なされていて、パイプを削ることによってピッチは段々上がっていき

ますよね。日に日に高くなっていくわけです。

これではどうにもならないって時には、低音に一本パイプを足していたんですって。

 

今日は急にピッチが下がったと思ったら

それに合わせて歌う。

 

いま、カポを上げ下げして瞬時に音を合わせて歌う私達は、

かの昔の精鋭教会合唱団と変わらぬ技術を

持ってると言うわけです。

 

ですから、絶対音感なんてものはいらない。

音幅を掴んでいれば、どこでも歌えたんですね。

 

絶対音感をいいだしたのはここ100年あまりじゃないかと先生はおっしゃるのです。

 

ちなみに

バロックピッチ  415Hz 今より半音低い

ベルサイユピッチ 392Hz

ベネチアンピッチ 466Hz

 

これじゃ、楽譜を見ても何がなんだかわかりませんよね。

まことに興味深いお話でした。

 

NHKの時報 440Hzと880Hzです。


NHK時報