一昨日は大阪城ホール、ジュリーのコンサートに行ってきました。
うめはらさんの奥さんと
チケットを下さるかたがいらしてね、
うめはらさんの奥さんが大ファンだってことで、お誘いしたんです。
大坂城ホールの池の前で奥さんを待っていると、
初めてなんで、ドキドキしてるんですって隣に座ってはる女性が
いわはってね。
これは気の毒やなあと思ったんです。
古希を迎えたジュリーは自分のやりたかった事をやると、
ギター一本、リードギター一本でコンサートに臨むことを知ってたし、
ネット情報でセットリストも知ってたんです。
この女性の聴きたい曲はほとんどないやろとね。
さて、
ザワザワしたコンサートの前の会場も好きで、
奥さんをせかしてしまいましたが、
アリーナ席が埋まっていくのをみるの、
臨場感があって好きなんです。
開場が暗くなって
ピエロみたいなジュリーは豆粒ほどでスタンド席からは見えません。
ただ、口に含んだウィスキーを天に向かって吹く、
その水滴は妙に良く見えました。
その後、知っていたのは3曲ほど、
「もっと知ってるのやって欲しいわ」て隣近所からの声も
ジュリーに届くわけもなくね。
何を歌おうとジュリーの勝手やし。
歌を聞かせたい思いはようわかるんですが、
エレキギター一本でのバックは無理があると、私は思いました。
だいたい、歌詞が聞き取れない。
まだ、知ってる曲なら辿れるけど、
新曲となるともう、何がなんだか。
字幕スーパーが欲しい。
そんな中「風はしらない」というタイガース時代の曲と
「わが窮状」だけは簡単なアコースティックな響きだったので、
歌が良く聞こえました。
これから、ずっとこの体制でライブを続けて行かはるんかなあ。
これが嫌なら、来んでもええってとこでしょうね。
奥さんとの帰り道、
「私はコンサートでは立ちますよ」と言うてはったんですが、
立つタイミングもなくって、
消耗せずに余力を残しての阪急電車では、
コンサートの話はでず、世間話に花が咲きました。
やっぱし、もうちょっとノレるのをやってもらわんとなあ。