うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

ラストワルツ

先月25日、京都府庁の観桜祭

後片付けが終わり荷物運びだしの最中。

箕さんと私は、楽屋の前の廊下で話しをしていました。

 

話の途中で、せめてって言葉が出たとき、

箕さんが

 

せめてもう一度、踊りたいあなたと♪

 

うたいださはったんで、私も続けてうたったら、

「あんた、メロディーか、俺、ハモいくわ」

 

(箕さんは、俺って言わはるんです。

 シュッとしたはるのに、その俺が親しみやすいんです)

 

二人、大きな声で歌いました。

ようハモリました。

 

そこへ、うめはらさんも通りがかって、

「俺は上行くし、あんたは下やな。」

 

と話がまとまりました。

 

「今度、3人でやろ。やりたいねん俺」

 

その日のためにと練習をしたそのあくる日

箕さんは、逝ってしまわはりました。

 

 

箕さんを偲ぶ時、それぞれに懐かしい歌があるかと思います。

私は「ラストワルツ」を聴くたびに箕さんを思い出すでしょう。

 

箕さんのハモの声が右側で響いています。