うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

悲しげな諜報員の歌

先月、こちらでアメリカのドラマ、

パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~」

について書きました。

めっちゃ面白いってこともないのに、

ついついくせになって、シーズン1、全10話見てしまった。

ああ、なんと悲しげな諜報員でしょう。

そしてドラマ全体にペーソスがあります。

 

主題歌がいいってことも書いていました。

これを聴くと、「ひょっこりひょうたん島」の挿入歌

「ロウソク灯して行けますか?」を思い出します。

(海賊キッドの宝の隠し場所のナゾナゾの歌)

 

あれから、諜報員の歌が気になって検索してみたんです。

ドラマのタイトルと「主題歌」というワードを入れて。

そしたら上位にあがってきたのが、なんと!

「うめはらなかせの日記みたいな掲示板」

だったので笑ってしまいました。

 

ようし、それならと、

patriot  amazon  drama  song

で検索したら、すぐわかりました。

Opening theme "Train Song" by Vashti Bunyan

と出てきました。

ヴァシュティ・バニヤン? 初めて聞きました。

こちらも検索。

70年に初のフル・アルバムは、

ブリティッシュ・フォークの代表的な名盤となった。

ですって。以下、ネット情報によると――

 

発売当時はプレス枚数が少なかったこともあってあまり売れることはなく、

以後ヴァシュティは音楽シーンから長く姿を消すことになる。

彼女が音楽から退いている間に、唯一残したアルバムは

“幻の名盤”として高い評価を得て、

オリジナルLPには高値がつくようになっていた。

そんな中、90年代後半にシンガー希望の娘の曲作りを手伝うことで

少しずつ音楽活動再開の意欲が出てきたヴァシュティは、

インターネットを通してかつての自分の作品に対する反響が

大きいことを知り、アルバムの正式な再発のために動き出す。

そうして2000年にようやく『Just Another Diamond Day』がCD化が実現。

ようやくベールをぬいだ幻の作品は更に好評をもって迎えられ、

若手アーティストからも注目を集めるようになった。

 

ほーーー、それで半世紀近くたって、ドラマのスタッフのだれかが、

バニヤンの歌をオープニングテーマに採用したってことですね。

フォークソングが趣味の「悲しげな諜報員」にぴったりハマってます。

ぜひお聴きください。

www.youtube.com

 

これで、このドラマの主題歌を検索する人に貢献できそう……