ようやく紅白歌合戦を見終えました。
それも去年のじゃなく、一昨年の紅白。
前半で印象的だったのは、う~~~ん、
もうだいぶ前に見たので、覚えてません。
この曲のメロディーが好き。
それとダンスが様式美で、流行のヒップホップっぽくなくて、
空手の型のようなところも独自性があっていいです。
星野源の「恋」は裏声になるところが聴こえにくかったけど、
ダンスが楽しかった。
ちょっと感情移入が過剰で歌よりも演技って感じかなあ。
これぞ、ホンモノの歌だ! って思った人が全国にいるのかも。
松田聖子の「薔薇のように咲いて 桜のように散って」
はYOSHIKIの作曲なんですね。
サビのメロディーがきれいだけど、盛り上がりはしないですねえ。
松田聖子の顔はコラーゲンたっぷり、ゆでたまごみたいでした。
高橋真梨子「ごめんね…」では、
デビュー50周年という紹介がありました。
もうそんななるんですか! そらもうけっこうなお年ですねえ。
宇多田ヒカルはロンドンのスタジオから生中継で
「花束を君に」。
せつなげにうたう表情がいつもなまめかしいんですねえ。
最後のほう、ちょっと音程が・・・じゃなかったかしら。
東京とのやりとりが、お互い気持ちの入らない間延びした感じで、
あれなら割愛したほうがよかったです。
大トリは嵐で、なかなかいい歌をうたってたんですねえ。
嵐をちゃんと聴いたのは初めてかも。
ないほうがよかったなあ。つくりものめいていて白けます。
「シンゴジラ」の挿入ドラマはかなり本格的でした。
ちょうど、北島三郎のインタビュー記事をこの前に読んでいて、
なんで紅白を卒業したかという理由で、
若い人たちがダンスしながらうたっているなかで
演歌は違和感があったからと語っていました。
演歌のときは視聴率がグッと下がるからですかね。
両サイドとかに若いアイドルが大勢でくり出して花を添える
というといいように聞こえますけど、
うたわれている歌詞や演歌歌手への冒涜のようにも思えます。
演歌の世界となんの関連もない、ただの「にぎやかし」ですもの。
違和感はあって当然です。
本当に歌手が歌だけで真剣勝負する、
視聴率度外視の紅白、いっぺん見てみたいもんです。