居酒屋の小さな座敷で宴会をしていました。
なんだかぼくとは旧知の仲のような挨拶をして、
ほれとチョコレートをくれるんです。
くれたのは布施明で、そこからチョコレートが
畳にこぼれたのを拾ってくれるのが舘ひろしです。
ぼくはもう帰らなきゃと思っていて、お勘定を頼みます。
そうすると柾目ウッドメーカーの清田さんが出てきて、
あんた、これとこれと食べたって
つけてくれてるんか、助かるわ
と、手書きのメモを出して計算を始めます。
途中で、なかせさんが、
私が注文したもんが全然出てきいひん
とか横でこぼしてるのが聞こえます。
清田さんが引っ込んでしまって、
勘定がなかなか終わらないので、
まだですか~~
と奥に声をかけると、
あかん、インタビューが終わるまでは
帰ったらあかん!
と布施明が、なぜか関西弁で言うのです。
ええええ!
布施明がぼくにインタビュー?
な、なんで?
と思う間もなく、布施明は小さな三脚を立てて、
一眼レフのカメラを準備します。
えええ~~~、
なに訊かれるんやろーーーー
と戸惑っていると目が覚めて、1月2日の午前8時半なのでした。
元旦の夜に見た夢が初夢でしたっけ?
朝の5時半にトイレに起きて、
それから二度寝してから見た夢なんですけれど……