サウンドロゴという言葉を耳にしたのは
何十年前のことだったか。
ロゴマークのように見た目の書体とかデザインで、
企業イメージや商品を表現するのではなく、
音によって表現するものですね。
たとえば転職情報誌「DODA」のCMでは、
「デューダ」というその発音が
サウンドロゴになっていたと思います。
で、先月の新聞に「正露丸」のCMで流れるラッパ音が、
商標登録できたという記事がありました。
こういうのを「音商標」っていうんですね。
「味の素」とか「サッポロ一番」とか「はじめてのアコム」とか、
これまで商品名を含む音商標は認められてきたのだけれど、
音のみでっていうのは初めてなんだそうです。
ちなみに、どんなのがあるかというと――
サッポロ一番
三井のリハウス
https://soundcloud.com/trademark_bot/t2015-30162
おーいお茶
https://soundcloud.com/trademark_bot/t2015-30106
そして正露丸は
「音楽的要素のみからなる音商標」として、
ここに紹介されています。
この審査のための資料として
「ドアを開けるとラッパのメロディーが流れる簡易トイレ」
をイベント会場に置いた記録も提出したんだそうです。
https://www.jpo.go.jp/system/trademark/gaiyo/newtype/document/otoshouhyou-hatsutouroku/1177675.mp3
ちなみに、ぼくがいままでで一番すごいと思ったサウンドロゴ(?)は、
♪なにかと便利なオリエントファイナンス~♪
こんなメロディー、どうやったら思いつくんだろうと不思議でした。
作曲家の仕事って幅広いですよね。