昨日は大阪で仕事関係の催しがありました。
昼前から夜の7時半ごろまで、
グランヴィア大阪にいて、ちょうど休憩していたとき、
窓の外は幻想的な色合いになっていました。
おっと、これは室内の照明が写りこんでいます。
ちょっと「ブレードランナー」っぽい感じで。
実際は、こちら。
肉眼で見た景色はこれの数倍美しかったかも。
どちらも安物のスマホのカメラで撮りました。
5~6年前に買った一眼レフのデジカメも持っていったのですが、
望遠レンズがなくて、あまり活躍の機会はありませんでした。
一眼レフってズームするには交換レンズがいるんですね。
そんなことももう忘れてました。
1週間ほど前、中古のレンズを探しに、カメラのキタムラに行って、
そうだ、父が遺したフィルムカメラがあるから買取してもらおう~
と思って店の人に訊いたんです。そしたら、
せいぜい50円
レトロな手巻き式のカメラで人気がありそうなものなら、
それでも100円
と言われました。
キタムラでも、もうフィルム現像は受け付けていないそうです。
店頭には、昔30万円ほどした高級カメラが
2000円台で展示されていました。
それを見て処分する気がいっぺんに萎えました。
いまの時代、メルカリとかで売ったほうがよいのでしょう。
そんな意欲も能力もないですけれど。
空の色が一気に変わるみたいに、
ものの値打ちも一気に変わります。
ほんとうは徐々に変わっていってるんだろうけど、
感性の鈍った自分には、変化は一気に訪れたように感じます。
ぼくの人生も季節でいえば、こんな秋の夕景まで来てるのかなあ。
秋の空(ソラ)の次はシだし。
しんみりとした気分で京都に帰りました。