うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

カザラッカコンサート2019(2)

一気に涼しくなりましたね。

便座に座るとひやっとします。

暖房のスイッチを入れました。

お風呂の温度も1度上げて。

 

「Kazarakka Concert」(カザラッカコンサート)

前回の続きです。

オーケストラが登場します。

京都市立芸術大学音楽学部 有志によるオーケストラ 

移動公演 in 京都

この「移動公演」というのは地方の小中高校を訪れて、

音楽の楽しさを伝える活動で、30年以上続いてるそうです。

夏休み前に有志を募ってオーケストラを編成するとか。

こういうのも学業の成果発表の一環なのでしょう。

 

いよいよ始まります。

大勢の楽団員が入場します。

総勢68名。もっと多く感じました。

オーケストラのチューニング(音合わせ)はいつもわくわくしますね。

公演は2部構成で第1部はMCなしでいきなり演奏からスタート。

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ミハイル・グリンカ/歌劇「 ルスランとリュドミラ」より序曲

 

ああ、聴いたことあるって思うんですけど、当然曲名は知りませんでした。

 オーケストラの魅力は演劇に似ています。

中央でセリフを話している人がいて、みんなそっちに気を取られるけど、

舞台の端のほうでもしっかり演技している役者さんがいる。

主役・脇役がひとつの舞台で一体となって繰り広げるパフォーマンスなんです。

こっちでバイオリンがメロディーを弾いてるかと思うと、

その後ろで木管楽器が合いの手みたいなのを入れ、

あっちでティンパニーが迫力ある音でリズムを刻むみたいな。

 

演奏が終わると指揮者の豊福隼人さんって方がMCを務めます。

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指揮姿が躍動的でかっこいいのですけれど、おしゃべりも達者です。

この暑いのに黒の上下を着ておられるのがお気の毒です。

それとハンドマイクの電波状態が悪いのか「音飛び」するので、

発言が聞き取りにくいのが残念でした。

発音が寸詰まりになって、楽団員からも失笑が漏れます。

 

楽器紹介コーナー①弦楽器パート

団員の楽器愛がうかがわれる恒例のコーナーです。

まずは弦楽器から4種類の楽器が紹介されます。

 

バイオリン

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最も人数の多いバイオリンから3人が登場。

帽子でわかる通り、スーパーマリオブラザーズゲーム音楽ですね。

おじいちゃんからお孫さんまで、幅広い年齢層にウケる曲です。

弓で弾くのと弦を指でつまびくのと、

異なる奏法の組み合わせで音の変化が楽しめます。

 

ビオラ

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バイオリンよりちょっとサイズが大きく、低い音が出せます。

ああ、この曲は「ハウルの動く城」?

優雅です。 

 

チェロ

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チェロ奏者6人全員が登場。

さらに低い音を出して、とってもかっこいい曲を演奏します。

これ、大好き。
 えええええっと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」かな?

 この映画、音楽が一番よかったです。

 

コントラバス

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こちらも奏者全員5人で登場。
若いお嬢さんがふたりも!

どういう動機でこの楽器を選ばれたのでしょう。

ときどき桂駅で、大きな楽器をバッグ(収納袋)に入れて

移動されてる姿を見かけますが、大変ですよねえ。

女性だとなおのこと。

曲は「千と千尋の神隠し」の「いつも何度でも」。

宮崎アニメは幅広い層にウケる名曲の宝庫です。

 

このあとは弦楽器パートの奏者だけで演奏。

弓の往復で奏でられる音ってスリリングです。

なんでかなあ、ゾクゾクさせてくれます。

曲の紹介はなかったです。

残念。

 

さてここまでで弦楽器の紹介でした。

まだ木管楽器等々あるのですが、

おお! またもや紙数が尽きた……。