一気に涼しくなりましたね。
便座に座るとひやっとします。
暖房のスイッチを入れました。
お風呂の温度も1度上げて。
「Kazarakka Concert」(カザラッカコンサート)
前回の続きです。
オーケストラが登場します。
移動公演 in 京都
この「移動公演」というのは地方の小中高校を訪れて、
音楽の楽しさを伝える活動で、30年以上続いてるそうです。
夏休み前に有志を募ってオーケストラを編成するとか。
こういうのも学業の成果発表の一環なのでしょう。
いよいよ始まります。
大勢の楽団員が入場します。
総勢68名。もっと多く感じました。
オーケストラのチューニング(音合わせ)はいつもわくわくしますね。
公演は2部構成で第1部はMCなしでいきなり演奏からスタート。
ミハイル・グリンカ/歌劇「 ルスランとリュドミラ」より序曲
ああ、聴いたことあるって思うんですけど、当然曲名は知りませんでした。
オーケストラの魅力は演劇に似ています。
中央でセリフを話している人がいて、みんなそっちに気を取られるけど、
舞台の端のほうでもしっかり演技している役者さんがいる。
主役・脇役がひとつの舞台で一体となって繰り広げるパフォーマンスなんです。
こっちでバイオリンがメロディーを弾いてるかと思うと、
その後ろで木管楽器が合いの手みたいなのを入れ、
あっちでティンパニーが迫力ある音でリズムを刻むみたいな。
演奏が終わると指揮者の豊福隼人さんって方がMCを務めます。
指揮姿が躍動的でかっこいいのですけれど、おしゃべりも達者です。
この暑いのに黒の上下を着ておられるのがお気の毒です。
それとハンドマイクの電波状態が悪いのか「音飛び」するので、
発言が聞き取りにくいのが残念でした。
発音が寸詰まりになって、楽団員からも失笑が漏れます。
楽器紹介コーナー①弦楽器パート
団員の楽器愛がうかがわれる恒例のコーナーです。
まずは弦楽器から4種類の楽器が紹介されます。
バイオリン
最も人数の多いバイオリンから3人が登場。
帽子でわかる通り、スーパーマリオブラザーズ、ゲーム音楽ですね。
おじいちゃんからお孫さんまで、幅広い年齢層にウケる曲です。
弓で弾くのと弦を指でつまびくのと、
異なる奏法の組み合わせで音の変化が楽しめます。
バイオリンよりちょっとサイズが大きく、低い音が出せます。
ああ、この曲は「ハウルの動く城」?
優雅です。
チェロ
チェロ奏者6人全員が登場。
さらに低い音を出して、とってもかっこいい曲を演奏します。
これ、大好き。
えええええっと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」かな?
この映画、音楽が一番よかったです。
こちらも奏者全員5人で登場。
若いお嬢さんがふたりも!
どういう動機でこの楽器を選ばれたのでしょう。
ときどき桂駅で、大きな楽器をバッグ(収納袋)に入れて
移動されてる姿を見かけますが、大変ですよねえ。
女性だとなおのこと。
曲は「千と千尋の神隠し」の「いつも何度でも」。
宮崎アニメは幅広い層にウケる名曲の宝庫です。
このあとは弦楽器パートの奏者だけで演奏。
弓の往復で奏でられる音ってスリリングです。
なんでかなあ、ゾクゾクさせてくれます。
曲の紹介はなかったです。
残念。
さてここまでで弦楽器の紹介でした。
まだ木管楽器等々あるのですが、
おお! またもや紙数が尽きた……。