昨日は高齢者大学、サマーコンサート金管五重奏を聴いてきました。
京都交響楽団の皆さんの演奏は素晴らしく、お話も堪能させていただきました。
なかでもそれぞれの演奏者がなぜその楽器を選んだのかってお話が
興味深かったです。
チューバの方が、中学三年の音楽の時間にベートーベンの運命を
聞いて、感動してブラスバンドに入り、大きな楽器チューバを
吹く先輩方の姿にあこがれてチューバを選ばれたんだそうなんです。
しかし、感動したベートーベンは吹く機会がないんだそうです。
何故なら、チューバの特許がとられたのが1830年
ベートーベンは1827年に亡くなっているので、
ベートーベンの楽曲は演奏できない吹けないんですって。
あの時、感動した運命の初演は1808年。チューバは影も形もなかったかも。
でね、そんな話のなかで、
マーラが第九を書き直したものにはチューバが
入ってることを教えてもらいました。
それって、今風に言うとマーラが第九をカバーしたってことですよね。
「初耳やなあ」て隣に座ってた友人に言うたんですが、
知らないことばかりで、知ってることなんか無いに等しいのに、えらそな話です。
調べてみると、
私には聴き比べても、ベートーベンとどない違うか、
全く分からないでしょうけど。
興味のある方はどうぞ。ほんでどこにチューバが入っているのか
教えてください。