ボブ・ディラン30周年記念コンサートのライブアルバムでは、
(The 30th Anniversary Concert Celebration)
エリック・クラプトンの「Don't Think twice it's all right」
が衝撃的でした。
え? これってブルースやった? みたいな。
それで思い出したんですよ、
PP&Mの「Blowin' in the Wind」の後に、
ボブ・ディランのオリジナルを聴いたときの衝撃を。
ボブ・ディランの歌から、
どうやってあのメロディーを「発掘」したの?
と思うほど、PP&M版とはかけ離れた歌でした。
ボブ・ディランって自分で正調メロディーをつくったあと、
それをどんどん崩していくんでしょうか。
詳しい人に訊いてみたい気がします。
そしてこちらの「Don't Think twice it's all right」
は、ブルーグラス調です。
ぼくはこちらのほうが耳なじみがいいなあ。
同じ曲でも演奏者が変わると聴き手の印象も変化して、
それがカバーのいいところです。
それでいうと、ボブ・ディランは自作曲を
毎回セルフカバーしてるのかも。
アーティストですねえ。
ところでぼくは、
「Don't Think twice it's all right」
ってタイトルを聞くたびに、
串カツの二度漬け禁止ルールを思い出すんですよ。
これって英語でなんていうんでしょう。
「Don't dip twice it's not all right」
かしら?