先週の金曜日、東京は御茶ノ水に行ってきたんです。
楽器屋さんの多い街。
緑色のJ45(下にかかってるやつ)はまだ売れてませんでした。
地図を見ると、ちょうど訪問先の隣に
「阿久悠記念館」(入場無料)とあったので、
ここを待ち合わせ場所にしたんです。
そしたら歩けど歩けど場所がわからなくて、
頼みの綱のグーグルマップを起動して
道案内してもらってもわからなくて、
近所のビルの守衛さんに訊いても知らないと言われるし、
とうとうあきらめました。
そしたら待ち合わせしていたお嬢ちゃんが、
ちゃんと着いていたというので帰りに案内してもらいました。
そう、明治大学のキャンパスの中の、
さらに明治大学博物館の中の一角で、
しかも地下だったんですね。
地上に案内板があったわけでもないので、
気づきませんでした。
入り口にこんなボードが。
ええ字を書かはりますね。
なかには年譜のボードがあったり、直筆原稿が展示されたり。
わりと地味な内容でした。
(ずっとヒット曲がかかってるなんてことはなくて)
博物館美術館が大の苦手のぼくはすぐに出たくなりました。
でも先客が4~5人おられて熱心に見ておられたので、
さすがに入ってすぐは出にくかったです。
これが書斎の復元セット。
阿久悠の言葉が表示されるモニターがありました。
いい仕事をするには努力と誠意しかない
というような意味のことが書かれていました。
確かにそうですね。ほかに、
若者はほっといても若者だが大人は努力なしでは大人になれない
という言葉もあるので、努力を尊んだ人なのかなと思いました。
才能があったからではなく、努力と誠意で、
売れっ子作詞家としての地位を築いてこられたということでしょうか。
天才作詞家なんて言われるのもいやだったのでしょう。
うめはらなかせ、阿久悠作品では、
「津軽海峡冬景色」をやらせてもらってます。
「努力と誠意」という言葉、
なかせさんに進呈して、今日の日記を締めたいと思います。