昨日は新元号の話題で持ち切りでしたね。
ぼくは午前中、大阪で会議に参加してたんです。
11時半が近づくと、会議中ですが、テレビをつけて、
みんなで菅官房長官の発表をいまやおそしと待ち受けました。
いや~、こんなイベントって前にありましたっけ?
もちろん新元号を国民が待ち受けて同時に知るなんてこと、
日本の歴史始まって以来ですよね。
記念にテレビの写真を撮りました。
あら、ピンボケ。
長官がカメラに向かって額縁を掲げた瞬間、
「手話とかぶって見えへんやん!」
とツッコミが入りました。
NHKだったんです。
会議室は照明を消して、わざわざブラインドも閉めて、
みんなテレビ見る気満々。
新元号は「令和」
って字幕が入ってますね。
これって発表があって、すぐに作成したんでしょう。
あれ? これ、いまパソコンですんなり変換した。
すでにアップデートされてるんでしょうか。
しかし、令和の「令」って、命令の令?
この漢字が前に来る言葉って、
ぼくが子どもの頃よく言われてた、
令息の令くらいしか思いつきません。
ああ、令状もあったっけ。
「和」は来ると思ってたけど、この字は予想外でした。
意味を調べると、
①いいつける。命じる。いいつけ。「令状」「命令」
②のり。きまり。おきて。「訓令」「法令」
③おさ。長官。「県令」
④よい。りっぱな。「令色」「令名」
⑤他人の親族に対する敬称。「令室」「令嬢」
てことで、「和」とひとつの単語になって
意味を成すものではないんですね。
BBCの英訳では「Order and Harmony」。
なんかドラマタイトルの「Low and Order」みたい。
その由来については、万葉集の
「初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ」
から来ていることが説明されました。
「令月」とは「万事をなすのによい月。めでたい月」とのことで、
④の意味ですね。
首相談話では、
春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように
一人ひとりが明日への希望とともに、
それぞれの花を大きく咲かせることができる、
そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した
と語っていました。
梅の花のようにってことで、
今日の「梅の花」は予約でいっぱいなんちゃうかなあ。