うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

パパ夫人

先日のツアー旅行では、

42人、ほとんどご夫婦。私達より少しお年を召されたかたが

多かったかのですが

 

5つ星ホテルに連泊、高山、白川郷をめぐる旅。

岐阜県の復興割りがついている格安ツアーでした。

 

ともかく雪の白川郷がみたいだけで、安いツアーを探していたので

飛びついたわけです。

バスは満員。考えることは一緒ですよね。

 

皆さん、善良な市民ばかり。揉めることなく、クレームもなく

無事帰ってきたわけです。

 

でもね、知らない人と旅行をするのは初めてで、

いろんな夫婦がいはるねんなあと人間ウォッチングも楽しみました。

 

いかにもスポーツマンのスラっとしたお二人、

バレーボール夫妻とか名付けたりしてね。

 

金のネックレスが浴衣からのぞくご主人が川藤に似てたので

川藤夫妻、とっても人懐っこいご夫婦でした。

 

パスのなかで、怒られてはったご主人気の毒やったなあ。

こんな団体旅行では....と奥さんのお叱りの声がバスの中に聞こえます。

友達と行ったときは、とご主人が口答えをすると

それは友達同士の話で、この旅行とは違います。

とまた怒られはって。

 

いつもの生活が垣間見えるんです。

 

他の場面でも奥さんのしっかりぶりが発揮されて、

これはこれで仲ようくらしてはんねんなあとほほえましくもありました。

 

パパ、ちょっと荷物とってちょうだい。

ご主人のことをお父さんと呼ぶ人はいますが、

私達の年代でパパと呼ぶ人をドラマ以外では初めてお目にかかりました。

 

パパやってえ、と旅行のちょっとした思い出になりました。