うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

当たるか!

なかせの高齢者大学でのお話。

前回はヴァイオリン。

 

ヴィヴァルディの四季から始まりました。

 

ヴァイオリン協奏曲を年代別作曲者順に、

出だしや重要なところを弾いてくださいました。

さわりで聞くクラシックみたいなCDありましたよね。

そんな感じです。

 

バッハ、ハイドンモーツアルトと続いて、

ベートーヴェン

どの先生もやはりベートーヴェンの偉大さを

語らはりますねえ。

サロン音楽からの脱却とか大衆にこびないとかね。

 

そしてパガニーニ

パガニーニのヴァイオリン協奏曲1番ニ長調

超絶技巧。

当時、これを弾けるのはパガニーニしかいなかっただろうと

おっしゃってました。

 

 


パガニーニ「ヴァイオリン協奏曲第1番」/庄司紗矢香

 

オーケストラの前奏が終わって、ヴァイオリンが入って、

すぐに、高いところに何回も音が飛ぶでしょう。

 

こんなとき、ちゃんと音がパチッと決まってくれるか、

歌っていても、音の高低差があるとき、

その音に声がはまってくれるかと思いますよね。

これって「当たる」って言うんですよね。

 

先生、演奏し終わって、

この冒頭で当たったか、当たらなかったか自分でわかるんですって。

コンクールや入団テストだったら、これであかんなあ、落ちたなって

冒頭で分かってしまうんです。

 

ちなみに今日は「当たりませんでした」って正直な先生。

 

なかせは気づいてました。

おかしかったもん。

と偉そうにほくそ笑んだのでした。

 

でもね、演奏は素晴らしく、

その後も現代音楽の協奏曲まで紹介してくださって、

楽しい音楽講座になりました。

先生ありがとうございました。