うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

謙虚ナオコの話

またまたサワコの朝のネタで恐縮です。

前に書いた研ナオコの回の話の続き。

 

「いま心に響く曲」として研ナオコが挙げたのは、

双葉百合子の岸壁の母でした。

これ、とっても意外な気がしました。

研ナオコ二葉百合子って、どこに接点があるの?

って感じですよね。

ご本人も、それを認めていました。


これはずーっとそうなんですけど、自分には経験がないのに、

なんでこんなに胸が痛くて熱くて涙が出ちゃうんだろうと思ったんです。
双葉さんがうたわれているときに絵が浮かぶんですよ。
岸壁にたたずんでるお母さんが、

息子が帰ってこない、でもいつかは帰ってくる、

今日は帰って来るだろうって、ずーっとそう待ってる姿。
後ろ姿がこう想像するだけで、なんかね、涙が出ちゃうんですよ。
本当に想像するだけで、耐えられないですね。

 

共感力というんですかね、そういうのが強い人に悪い人はいません。

とぼくは思うんですよね。

研ナオコはこの歌を何度聴いても涙が出ると話していました。


一回本当に今日で終わりというテレビの番組で、

今日限りでもうテレビで出ませんってときに、

ご一緒させていただいたんですね。
「やめないでください」って言ったんですよ。
「私、双葉さん大好きなので、うたい続けてください」

って言ったら、「ありがとね」って言ってくださって。
その後また、再びうたってくださるようになったので、

うれしくてうれしくて。


そんな研ナオコに、司会のサワコが、

「研さん、岸壁の母、堂々とうたってください」
というようなことを言ったときに、
ああ、うたえないな、ここまでは。

もう基本が違いますもん。

 

その言葉を聞いたサワコから出てきた言葉が、
謙虚ナオコと言っちゃうよ。

でした。そう言われて、
言っちゃってください。

と答える研ナオコ

てことで、その言葉を今日の日記のタイトルに使わせていただきました。

 

研ナオコはバラエティー番組などではずっと三枚目扱いされていて、

本人もそれを順当なポジションとして引き受けている節があります。

でもぼくの見るところ、国際標準では「美人」の部類だと思うんですね。

(まあ、ぼくの評価はいっつもおかしいと指摘されますけど)

とくにフランスなんかで、こんなタイプ、モテそうに思いますねえ。