うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

千の風になれない

お盆が過ぎて、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

ご先祖さんもあの世へ帰ってしまいはったですね。

「盆の入り」といわれる13日にご先祖さんを迎えて、

16日にお見送りするってことで、

13日と16日のお墓参りが大事らしいのですが、

そこに私はいません 眠ってなんかいません

って歌がありましたよね。

千の風になって」(訳詞・曲:新井満)――。

 

これ、遺体を埋葬するアメリカだとメッセージ性がはっきりしますね。

遺体が埋まっている、そこに私はいないのだといわれると、

えっ! と思わせるところがあります。

亡くなったその人はもはやそこに埋まっている遺体ではない、

ものではないんだということです。

 

だけど日本だと、そこまでお墓にいるって感覚はないかもしれません。

お仏壇もあるし、あの世もあるし、

いまどこにいるかってことについては、もう少しもやっとしてる気がします。

千の風」なってるってことは、た~くさんの場所にいるってことですかね。

それならお墓にいてはっても不思議はないんですけど、

そこにはいませんって、あえて断ってはるから、

お墓だけは除外なんでしょうか。

 

この曲は2003年に発表され、いろんな歌手がカバーするなかで、

テノール歌手・秋川雅史が2006年の紅白歌合戦でうたって、

2007年にヒットしたとウィキペディアにあります。

クラシック歌手としても史上初のオリコンチャート1位の快挙

になったんだそうですね。

そうでした、そうでした。

もう11年前ですか。時が過ぎるのは早いです。

 

ぼくはどうも、このオペラ調のうたいあげるスタイルが苦手でした。

歌詞の内容も内容なのでもう少し素朴に、できれば、

フォークソングみたいな感じで聴きたいなあ、なんて思ったものです。

それでYouTubeで探してみたら、いろんな人がうたってました。

ほとんどがうたいあげるタイプですが、わずかにアマチュアバンドが、

カントリー風に演奏されてる動画がありました。

www.youtube.com

これ、いい感じですね。

軽快で、聴いていて深刻にならず好感がもてました。

 

それと、もうひとつ発見したのが、これ。

替え歌なんです。

www.youtube.com

笑わせていただきました。

こういうパロディーは、うたいあげるスタイルが最適じゃないでしょうか。

拍手を送りたいと思います。

うめなかも、頑張ろうっと……。