うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

つらつら椿

これは余談なんですけどね。

「椿」 日本でできた漢字なんですって。

 

お習字を習っているんですけど、ちょっと残るものを書いて

おきましょうってことになって、ま、単独ライブみたいなもんです。

和歌を12首書いて、折帖(おりじょう)を作ることにしたんです。

折帖、ほれ、御朱印帖みたいなの。

 

万葉集か、古今か新古今から12首を選びます。

なんしか、知識がないしねえ。ペラペラと文庫本の万葉集

見ていたら

「川の上の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢の春野は」

て歌が目にはいったんです。

 

つらつら椿 つらつらに なんか楽しいでしょ。

椿の葉っぱ、ピカピカ光ってるんです。

それまで思い出したりしますよね。

 

こんな歌は万葉集に見られるんですって。解説には

「同音反復のものは歌謡の色彩が濃いが、和歌が記載文学に

 なるに従い、しだいに減ってくる。」

と書いてありました。  へ~~~~~!

 

どんな風に歌ってはったんでしょうね。

歌会始めみたいなんだったら、しんきくさいけど、

市井の万葉人が歌ったはったんを、一度聴いてみたいです。