昨日は、うめなか単独にきてくれた友人とお茶をしたんです。
都はるみの「好きになった人」の話になってね。
この曲は、遠方からきてくれた友人にお祝い事があって
はるみちゃん好きだと知っていてお祝いも兼ねて歌おうって
決めたんです。
どうやったかなあって聞くと友人が言うんです。
「都はるみって、若いとき、ほんまに嫌いでなあ。
でも、チケットもらってコンサートに行ってから、見方が
変わったんよ。好きになった人の時はもう走り回って歌わはるんよ。
一気に気持ちが盛り上がってな、今まで偏見みたいなもんがあったなあ
て思ったわ。」
て、そう言えば若い時って、都はるみや美空ひばりを好きとか言うのを
はばかられる雰囲気がありました。
やっぱりピーナッツや洋楽を歌う人達を良しとして、高校に入ったら
もう、グループサウンズさえ、もっさいなんて思う傲慢さを身につけて
たんですよね。
この巻き舌の柄の悪いこと、最高ですよね。
(残念ながらなかせは巻き舌できないんです)
気取らず一生懸命に歌いまわるはるみちゃん。いいじゃないですか!
北の宿からでレコード大賞を取ったころにコンサートに行った友人は
もう勢いで、圧倒されそうだったて言うてました。
演歌も歌えるうめなかで良かった。
「チャンチキおけさ」もやりたいんやけどなあ。
三波春夫でございます。