うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

黛敏郎 30歳

なかせ大学生になる シリーズを書いてたんですけど、

人気がなさ過ぎて、断念したんです。

 

筆力もないしね。

 

でも、高齢者大学は続けていて、昨日はチェロの回でした。

目の前2メートルのところでチェロの音を聞くなんて

まあないことです。それで、またちょっと知ってもらいたくて

書いてみました。

 

今回の先生は若くって、ちからが漲ってました。

 

チェロの魅力を余すところなく伝えたい、そんな思いが伝わってきました。

 

前半最後の演目は

 

黛敏郎が30歳の時の作品 「文楽

 

これはもう仰天しました。

文楽をチェロの無伴奏で表現するなんて考えられます?

黛敏郎が作った年齢と演奏してくださった先生のお年と

重なって胸に迫ってきました。

 

20年も前、初めて文楽を見た時、それは

お三味線の方の襲名披露の舞台でした。

お三味線を弾く姿が色っぽくて、お人形さんより何より

見とれたものでした。そんなことさえ思い出させました。

 

 

聴いていたら、お人形さんが泣く姿が見えるんです。

文楽そのものが見えるんです。

 

長いですが、お時間とお暇のあるかたはどうぞ。

うめはらさん、半分ぐらいまでは見てね。

 

 


"BUNRAKU" Toshiro MAYUZUMI 黛敏郎 「文楽」.mov