うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

玉三郎ですら

君、いい声だね

って1日に3回ささやいたら役者はだめになる。

というのが坂東玉三郎のお父さんの言葉やったそうです。

サワコの朝」の総集編でやってました。

ほめられたことは疑え

社交辞令なんだよ、みんな

 

これ、聞いてびっくりしましたね。

あの玉三郎ですら、そんな戒めの言葉を聞かされていたというのもそうですし、

これ、ぼくがいつもなかせさんに言うてるのと同じセリフなんです。

どこのだれがよそさんのバンドに

「いまの演奏いまいちでしたね」

って言いますか?

そんなん言うのぼくだけですよ

ほめてくれはったらそれはみんな社交辞令です

って、なかせさんに口を酸っぱくして言うてるんです。

 

ライブには実際の演奏を何割増しかで良く聴こえさせる魔法があります。

それはPAのおかげだったり、臨場感のせいだったりします。

だからほめ言葉を言ってる人からしたら

社交辞令のつもりはなく、本音ということもあるでしょう。

だけどそれは実力ではないんですねえ。

真実がわかるのは録音だけ。

と思って毎回ライブ録音を聴いてひとり反省会をしています。

 

しもた! 

エイプリルフールやのに普通の日記、書いてしもた。