うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

夢想ばな

日記に書くことがないなあって困ってるときに、

ちょうどおあつらえ向きのことが起こる。

それが昨夜あったんです。

 

ぼくとなかせさんが練習をしてたんです。

練習なのにPAセットを出していて、

ひとつの曲を(プレスリーの曲みたいです)、

ああでもないこうでもないとやっていたら、

突然サイモンとガーファンクルがやってきて、

お手本を聴かせよう、みたいにうたい始めたんです。

 

途中でガーファンクルが、

もうちょっとエコーを効かせてくれ

と注文するので、

どのツマミかなあ、リバーブだっけ?

と、ぼくが悩んでいると、さっとサイモンが来て、

テキパキと調整します。

それでガーファンクルに、

これでいいかい?

と、いま録音したばかりの歌を聴かせます。

サイモンって仕事が速いなあ、

いつの間に録音したんだろうって感心します。

 

でも、それを聴いてぼくは思ったんです。

なんぼサイモンとガーファンクルでも、

生歌をカセットで録音したら、こんな程度かって。

ちょっとえらそうですけどねえ。そして、

えええ? カセットレコーダー!? 

って時間差で驚きました。

つたない英語で、

なんでいまどきカセット? 

と質問すると、

サイモンは「ワザワザ」とそこだけ日本語で言ってお茶目に笑うんです。

理由を説明してるみたいですけど、あとはわかりませんでした。

 

そこでぼくは目が覚めて、

そや! これを日記に書こう!

と思ったわけでありました。

すんません。