うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

アデーレとアディーレ

寒おすなあ。

雪が降ってます。

部屋の中で息を吐くと白いんですよねえ。

 

雪が降る あなたは来ない~♫

 

困りますねえ、こういうとき。

日記のネタがなにもないのも困ります。

 

そうそう、いま見ている映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」。

これ、なかなかいいんですよ。

原題は「WOMAN IN GOLD」。

冒頭に金箔をはるシーンがあって、

こんなふうに描かれたのかって興味をそそられます。


クリムトの名画の行方は…!映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』予告編

解説では、

ナチスに奪われた肖像画「黄金のアデーレ」を取り戻すため、

オーストリア政府を訴えた実在の女性マリア・アルトマンを主人公に、

世界が固唾を呑んで見守り続けた裁判の行方と、

この名画に秘められた真実の物語が描かれる。

とあります。

 

大人気ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」が

オーストリア人がナチスに加担した事実を覆い隠すための

大宣伝映画と書いていた人がいて、

な、な、なるほど! と若い頃に膝をたたいた記憶がありますが、

これは逆の立場の映画ですね。

ナチスの台頭をもろ手を挙げて歓迎したオーストリア国民の姿が、

主人公の回想を通じて描かれます。

 

いま物語が佳境に入っているのですけれど、

忙しくて10分ずつくらいしか見られません。

ヘレン・ミレン、ええ役者やなあ。

 

ちなみにアデーレ(Adele)は、ドイツなどの女性名。

フランス語のアデルに対応するものだそうです。

噂の法律事務所、アディーレ(adire)はラテン語で「身近な」という意味で、

「弁護士がもっと身近な存在となるように活動していきたい」

との想いからつけられたとウィキペディアにありました。