雨降りですねえ。
一昨日、童謡唱歌についての日記を書きました。
それで「雨降りお月さん」をうたってみたいと思って、
ネットを検索してみたんです。
きれいなメロディーですもんね。
いつも歌詞を取るのにお世話になっているこのサイトでは、
下に注が入っていました。
(注) 二番のメロディは、歌詞のアクセントに応じてところどころ
一番のメロディとは変えて作曲されています。
日野さん、ご指摘ありがとうございました。 (2001/05/11)
なんのこと? と思ってYouTubeを探してみました。
こちら、一番と二番のメロディーは同じなんです。
ところが、これ。
二番のメロディーが違います。
その違い方が微妙で、とても覚えられそうにないくらい。
鮫島さん、譜面見ながらうたってるのかしら。
視聴回数でいうと、上の10分の1くらいです。
このままでは「雨降りお月さん」の二番は一番と同じ
というのが常識になってしまうんじゃないでしょうか。
ウィキペディアによると、
野口雨情は初め題名を『雨降りお月』としていたが、
中山晋平のすすめで『雨降りお月さん』とした。
この曲は好評であったため、同年の『コドモノクニ』3月号では『雲の蔭』という続編が発表された。
両者はもともとは別の曲であり、
中山晋平の付けたメロディも若干異なっている。
昭和に入ってレコードが普及し、この曲のレコード化されることになった際、
『雨降りお月さん』だけでは短いので、中山晋平の提案により、
『雲の蔭』と合わせてひとつの曲とすることとなった。
もともと別の曲だからメロディーが違うのも当たり前なんですね。
でも、そうだとすると逆に一番と二番の差異はわずかです。
これも、なんだかなあ。
やっつけ仕事?
あるいは「雲の蔭」は最初もうちょっと違うメロディーだったのか……
なんか謎なんですよねえ。