うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

なかせ、大学生になる(クラリネット編1)

クラリネットはホルンのような衝撃的なことななく

先生の演奏から始まりました。

 

カウンターパンチをねらった超絶技巧。

ファリャへのオマージュ コバーチャ

https://www.youtube.com/watch?v=0GK3HND3RqE

 

 若い先生、汗だくでした。

肺活量と腹筋がどれほどいるんでしょう。

 

体全部を使って吹いてはる気がしました。

 

講義がはじまって先生は緊張気味。

 

どの楽器の人も言われるんでしょうけど、

クラリネットは一番難しい楽器でって笑って場を和ませてはりました。

 

クラリネット

アー(A)管 ベー(B♭)管が主に使われるそうなんです。

Cや他の調もあるにはあるんですけど、

その構造から AとB♭が半音階のピッチが一番いいんだそうです。

 

もっとも一般的なものがベーム式と呼ばれるもので、

1832年にベーム式フルートのキーシステムを応用されて

1844年に特許を得た。なんてね、近代になってから発達した

楽器だって教えていただきました。

楽器の特許なんて、にわか学生は思わず「へ~~っ!」でした。

 

そうですわね、一杯押さえるのがついてますもんね。

 

リード楽器は普通オクターブの倍音で成り立つんだけど、

小学校の時のリコーダーでも強く吹くとド~ドへとんだでしょ。

クラリネットはド~ドではなくド~ソまで飛んでしまうので、

それが一番手こずって、そこを越えないと吹けない楽器なんだそうです。

これもまた、分かったような分からないような。ただ難しいことだけは

よう分かりました。

 

ほんとに下世話で申し訳ないけど、チンドン屋のおじさんが

クラリネットを吹いてはる図を思い描くんですけど、

いやいや、あのちんどんやさんも随分苦労なさってたんだなと

感心した次第です。