すごいといわれると、どんなにすごいか知りたくなりますよね。
先月の朝日新聞夕刊で1ページまるごと音楽関係の記事がありまして、
そのひとつが「松本隆 書きかけの……」というコラムでした。
彼の名前を意識し始めたのは、
めったに他人をほめない細野晴臣さんが
「西田佐知子の『くれないホテル』がすごい。
作曲したのは筒美京平という人」と教えてくれたからだ。
初めて仕事をすることになって、マンションに招かれたんだそうです。
「『くれないホテル』っていい曲ですね」と話しかけると、
(筒美京平は)「ああ、あの売れなかった曲」とそっけない。
売れないと話題にしてもいけないらしい。
これがプロの世界か……。
389曲を共作してきたんですって。
ものすごい量ですねえ。
で、ここで、聴いてみたくなるじゃないですか、「くれないホテル」。
そんな歌があることすら、ぼくは知りませんでした。
こうやって、すぐに紹介できるのがネットのブログのいいところですね。
いっしょになったみたいな印象です。
通好みって感じですよね。
最後の「くれな~いホテル」ってとこのコード進行が気になります。
ホ・テ・ルの1字ごとにコードが変わりますよね。
これを坂本龍一がNHKの音楽番組で、
ピアノを弾きながら解説していたそうです。
見たかったなあ。
興味をもったのでしょうか。
松本隆といっしょにいたときに聞いたのかも。
想像すると楽しいですね。
ちなみに「夏色のおもいで」はこんな曲。
ああ、知ってる知ってる、これ、ヒットしましたよね。
歌詞もチューリップかと思ってました(作曲は財津和夫)。
ウィキペディアによれば、
チューリップの楽曲の中でメンバー以外が作詞した唯一の曲でもある。
なんだそうです。
あら、ここまでで書きすぎました。
もうひとつの「すごい」と書かれていたネタはまた今度ということで。