うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

「くれないホテル」がすごい! らしい。

すごいといわれると、どんなにすごいか知りたくなりますよね。

先月の朝日新聞夕刊で1ページまるごと音楽関係の記事がありまして、

そのひとつが「松本隆 書きかけの……」というコラムでした。

 

作曲家の筒美京平松本隆の9歳上なんだそうです。

彼の名前を意識し始めたのは、

めったに他人をほめない細野晴臣さんが

「西田佐知子の『くれないホテル』がすごい。

作曲したのは筒美京平という人」と教えてくれたからだ。 

 

その筒美京平松本隆の書いた「夏色のおもいで」を気に入り、

初めて仕事をすることになって、マンションに招かれたんだそうです。

「『くれないホテル』っていい曲ですね」と話しかけると、

筒美京平は)「ああ、あの売れなかった曲」とそっけない。

売れないと話題にしてもいけないらしい。

これがプロの世界か……。

 

以来、「木綿のハンカチーフ」(太田裕美)から

「綺麗ア・ラ・モード」(中川翔子) まで、

389曲を共作してきたんですって。

ものすごい量ですねえ。

 

で、ここで、聴いてみたくなるじゃないですか、「くれないホテル」。

そんな歌があることすら、ぼくは知りませんでした。

www.youtube.com

こうやって、すぐに紹介できるのがネットのブログのいいところですね。

聴いてみると、歌謡曲と洋楽ポップス(バカラック?)が

いっしょになったみたいな印象です。

通好みって感じですよね。

 

最後の「くれな~いホテル」ってとこのコード進行が気になります。

ホ・テ・ルの1字ごとにコードが変わりますよね。

これを坂本龍一がNHKの音楽番組で、

ピアノを弾きながら解説していたそうです。

見たかったなあ。

 

坂本龍一細野晴臣にこの曲を教えてもらって

興味をもったのでしょうか。

松本隆といっしょにいたときに聞いたのかも。

想像すると楽しいですね。

 

ちなみに「夏色のおもいで」はこんな曲。

www.youtube.com

 

ああ、知ってる知ってる、これ、ヒットしましたよね。

歌詞もチューリップかと思ってました(作曲は財津和夫)。

 

ウィキペディアによれば、

チューリップの楽曲の中でメンバー以外が作詞した唯一の曲でもある。

 

なんだそうです。

 

あら、ここまでで書きすぎました。

もうひとつの「すごい」と書かれていたネタはまた今度ということで。