うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

訃報でした

朝刊を開くと一面に訃報がありました。

 

 瀬戸の花嫁「カナダからの手紙」作曲

 作曲家・歌手の平尾昌晃さん死去 

 

という見出しです。

 

66年に作曲家に転身。67年に布施明さんの「霧の摩周湖」、梓みちよさんの「渚(なぎさ)のセニョリーナ」の両曲が日本レコード大賞作曲賞を受賞した。

 68年に結核で倒れ、約1年間の闘病生活の後、音楽活動を再開。五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」(71年)、小柳ルミ子さんの「わたしの城下町」(同)、「瀬戸の花嫁」(72年)、中条きよしさんの「うそ」(74年)、梓みちよさん「二人でお酒を」(同)など、提供曲が次々とヒット。伊東ゆかりさんの「恋のしずく」やテレビ時代劇「必殺シリーズ」の音楽、アニメ「銀河鉄道999」の主題歌のほか、宝塚歌劇団を代表するミュージカル「ベルサイユのばら」の楽曲の一部も手がけた。 

 

どの歌も思い出せます。

それぞれに個性的で、”平尾節”みたいな型にはまった色調がないのは

すごいことですねえ。

銀河鉄道999はタケカワユキヒデがうたう主題歌とは別の歌です)

朝日新聞には「カナダからの手紙」の印象が強かったみたい。

ぼくは「瀬戸の花嫁」を若い頃、ギターでうたってました。

 

追悼の思いでYouTubeにアップされた番組を見ていると、

 

 歌というものは絵を描くわけだから、

 張ってうたうだけだと、一枚の絵になってしまう

 やさしくうたったり、張ったり、盛り上げたりすると、

 三枚にも四枚にも絵がなるわけよ

 

という言葉がありました。

カンツォーネが売りで声を張り上げてうたう布施明

自分の歌「おもいで」を与えたときに、そう話したそうです。

 

歌手としては、いまでいう「チャラい」感じがしてたんですけど、

実際は病気を乗り越えての不屈の人生を歩んでこられてるんですね。

享年79歳。まだまだ若いです。

残念なことでした。