うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

岩戸山揺るがず

岩戸山、上がれるまでに随分まちました。

昨日は鉾の曳初めで、岩戸山に着いた時は曳初めが終わったところ、

これから、お客さんが上がれるように準備が始まったところでした。

 

岩戸山には山がつながる町屋をもっていないので、

20段ほどの階段を設営しなければならず、そらもう大仕事でした。

 

それを見物している間、鉾町の長老のお話を聞いて

祇園まつりを満喫することができました。

いま、鉾町にはホテルがたくさん建っきてて困ってる

とか、呉服屋さんばっかりだったのに、ほんとにひっそりしてしまったとかね。

 

その間も、鉾町の人たちは汗だくで設営です。

 

1時間半ほどまって提灯に灯がはいって、いよいよです。

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すぐ北の船鉾のお囃子はもうはじまっていてね、

南北に涼しい風が吹いて、床几に座らせてもらっていた私達は

お囃子の聞きながらの夕涼みでした。

 

そうこうしてるうちに、岩戸山のお囃子さん達が山にあがって

コンチキチンが始まりました。

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岩戸山はお囃子の最中でも山に上がらせてくれはって

山の上の熱気やすさまじい音を体験することができました。

 

こんなとこに座って演奏ってほんと怖ないですか。

と青年に質問してみました。

揺れますからねえ、でも揺れないとだめなんです。

 

て、そうですわね。揺れないとボキっとおれたり、倒れたりしますよね。

と言うことで、なかせが乗っても揺れはしませんが、

山や鉾はゆれるんです。

 

宵々山の前日、見物の人もほど良い人数。

夜の鉾町を楽しんできました。

明日からは屋台がでるそうですよ。