夜中じゅう雨でしたね。
と書こうと思って、「よなかじゅう」と打ったら、
夜中中になった。
してみると「よなかじゅう」なんて言い方はないのかしら。
おかげで涼しくてよく眠れました。
さて、今回は玉置浩二の話。
略して「たまこう」なんて言わないか。
こないだNHKの「SONGS」に出演してはりました。
安全地帯のメンバーと再会するコーナーではMC役が奥さんの青田典子。
ちょっと見ていて気恥ずかしいものがありました。
公私混同? みたいな。
そういうとこもあって、この人、
大いに変わり者だとは思うのですけれど、
ぼくのなかではピカイチのメロディーメーカーなんです。
だって、この人がつくる曲って、ああ、これは〇〇ふうだとか、
〇〇の影響があるとか、まったく感じないから。
ふつう、自分の音楽履歴が作品に表れるって、
よくあることですよね。
昭和の歌謡曲にこういうのあったなとか。
で、別にそれは悪いことでもなんでもなく、
そうやって受け継がれ、引用され、反芻されて、
文化って豊かになっていくもので。
でも、玉置浩二の曲を聴いてると、
なにもないところからいきなり現れたみたい、
どうやって思いついたの? って不思議に感じます。
「ワインレッドの心」「恋の予感」「I’mDandy」「碧い瞳のエリス」
どの曲も、どっかで聴いた気がしないんですよねえ。
(聴いた気がするぞという人がいたらごめんなさい、あくまでも個人の感想です、って通販広告か)
そんな「たまこう」作品で、ぼくが大好きなのがこれ。
「ジョンがくれたguitar」です。
(これオリジナルじゃなくてカバーです)
覚えたてのコードで夢を見た♪
って歌詞がいいですねえ。
ま、作詞は松井五郎なんですけどね。
これ、ギター愛の歌です。
アコースティックギターの使い方もおしゃれだし、
メロディーの展開がやっぱり予測不能というか。
そして、これ、ぼくのなかでジョン・デンバーの「This Old Guitar」と
双璧をなすギター愛の歌なんです。
ギター好きはみんな、ギター愛の歌がつくりたいんじゃないかなあ。
ほかにもあると思うのですけれど、ぼくが知ってるのはこの2曲です。
そうそう、玉置浩二はヴォーカリストとしての評価は高いんです。
それはもうだれもが認めるところ。
でも、作曲家としてそんなに騒がれてないから、
ついこんな日記を書いてみました。
「たまこう」のメロディー、よろしおすえ~
うめなかでは「嘲笑」を演奏させてもろてます。
またどっかで聴いてやってちょうでぇ~
(なんで名古屋弁?)