うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

昨日のMC大賞

昨日はさるお屋敷でプライベートライブがありまして、

うめなかもお呼ばれいたしました。

プライベートな会なので中身は書けないのですけれど、

女性3人組のバンドのMさんのMCが面白かったので、

ここに記録しておきます。

 

Mさんは丹波町で代々農業を営むお家の出で、

いまも山間の谷に清流の流れる田んぼで

無農薬のお米をつくっておられます。

 

ある朝、地元猟友会から連絡が来て、鹿が罠にかかったとのこと。

場所を聞いたMさんは、とるものもとりあえず、

つっかけをひっかけて軽トラで現場まで向かったそうです。

田舎でも鹿が罠にかかるのは「事件」みたいですね。

 

罠というのは2m四方もある大型の檻で、

奥に米ぬかが置いてあって

鹿が中に入ると入り口が閉まる仕掛けです。

鹿ってお米が好きなんだそうですよ、知らなかった。

 

朝靄が谷あいに立ち込めるなか、姿を現した大きな檻。

そのなかになんと! 

大きくて立派な角をした雄鹿がいたそうです。

閉じ込められてから出ようとしてもがいたのか、

口のまわりは血だらけ。

 

オスがこういった仕掛けにかかるのは珍しいとのこと。

オスが1頭いればメスは50頭いるといわれるほど、

雄鹿ってハーレム状態を楽しんでるそうで、

てことは、それまで「ええ目」をしてきはったんやし、

まあ、こういう不本意な最期も受忍してもらいましょう。

 

やがて猟友会の人が来て、まず肩のあたりを撃ち、

くずおれたところを心臓に一発、とどめ。

かわいそうです。諸行無常です。

森の守り神みたいに立派な雄鹿だったのに。

 

そのご遺体は地元の料亭に運ばれて、

ジビエとして提供され、人々に食されるわけで、

けしてむだにはなっておりません。

ああ、雄鹿さん、成仏してちょうだい。

 

Mさんは話していて記憶がよみがえり、

胸いっぱいのご様子でした。

で、「オチは?」という心ないヤジが飛んだところで、

次の曲を演奏されたのです。

 

さて、昨日のうめなかの演奏曲は次のとおりでした。

 

からたち日記(島倉千代子

かねてっちゃんの歌(CMソング)

海を見ていた午後(荒井由実

四つ辻の曲がり角(オリジナル)

明日がない(「明日があるさ」替え歌)