うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

ヒューの話

朝日新聞のコラムで「ヒュー」について書いていました。

「ヒュー」って、コンサート会場でオーディエンスが発する、

あの「ヒュー」ですね。

 

 私はけっこう言いますね、

 「ヒュー」をいつも使っていますね!

 

という人に会ったことがないとコラム子(村田沙耶香)は書いています。

コンビニ人間の人(芥川賞作家)ね。

 

たしかにライブではだれかが「ヒュー」を発してるんだけど、

だれなのかはわかりません。

あれはぼくです、なんて名乗られたこともありません。

 

「ヒュー」があると、励まされてるようで気分が乗ってきます。

 歌舞伎の「大向こう」が発する

成駒屋(なりこまや)!」とかって掛け声みたいなもんかなあ。

演者と芝居のイキ(息)を理解して声を掛けるのは、

とても高度なテクニックらしいです。

 

コラム子は「ホー」なら言えると書いています。

ぼくは「ホー」「ヒュー」も言えません。

言いたい気はあるけど、気恥ずかしいです。

指を口にくわえて大きな音で鳴らす口笛もできません。

ああいうのができる人、ちょっと尊敬するなあ。

 

ちなみにこの「ヒュー」って、名称があるのでしょうか。

ネットで探したけど、見つかりませんでした。