先日、とある大学で見つけたのが、これ。
「緩降機オートエース」というものです。
火災なんかのときに高所から避難脱出するための器具ですね。
これがあったのは5階建てくらいのビルでしたかね。
窓際に設置されていました。
つるべ式になっていて、片方の輪っかに体を入れて外に乗り出すと、
自動でゆっくりと降りていける仕組みです。
ひとりが地上まで降りると、もう片方の輪っかが上がって、
次の人が降りることができます。
その使用法が、イラスト入りで紹介されています。
モデルが女性で、しかもミニのワンピースってとこが、
なんとも昭和な感じがするんですよねえ。
ちょっとしたサービスというか。
そんなサービスいらんやろって、
いまの時代、なりますけど、
発注側もおっさん、制作者もおっさん、導入側もおっさん、
(プロのイラストレーターが描いたにしてはヘタすぎるかな)
というおっさん中心目線でつくられたこの説明図、
ぼくは大好きです。
つい写真に撮りました。
昭和遺産です。