うめはらなかせの日記みたいな掲示板2

アコースティックギターの前にすべての曲は平等である

治安は良いです

先日98歳で叔父がなくなって、大阪の九条までお通夜に

行きました。

亡くなる前日に息子夫婦と中華料理を食べに行って、あくる日部屋をのぞいたら亡くなってたって言う、誰もがうらやむ最期でした。

 

斎場を確かめるためにてスマホ

検索すると、大阪 九条 治安 て出てきて

「あれまあ。」とびっくり。

 

言われたとおり、地下鉄九条でおりて右へ。

でも、大きな道を右なのか、その手前の細い道を右なのか

不安になって、道端で立ち話をしているおばちゃんに訊ねました。

 

「九条ホールってどこかご存知ですか」

おばちゃんは、顎で教えてくれます。

「そこやがな、その幟の立ってるとこ。」

 

そこにはお祭りでないと立てないような幟が何本も立っているんです。

「え、幟?」とわたしが聞き返すと、

おばちゃんは初めて私の服装に気づいて、

「ごめんごめん、あんたお葬式やんなあ。

 それやったら、その幟のとこを超えてすぐの信号を渡ってまっすぐ

 行ったとこにあるわ。5分ぐらいや。」

と教えてくれました。

 

幟の所はここ

http://0481.jp/c/kujoushourakuza/

通り過ぎる時には夜の部の公演の最中らしく

お芝居口調の大きな声と 舞台を走る音がだだだと聞こえて

えらい臨場感でした。

 

友人の友達が、大衆演劇の俳優さんに帯を買うてあげはった話を思い出しながら歩くこと5分ほど

 

後ろから声が

「あんた、あんた、ごめん。間違うてたんや

 ここ行ったらあかん。次を左に曲がって、次の角を左に曲がって。」

と自転車を曳きもって、道案内をしてくれはりました。

 

なんのことない、幟の九条笑楽座の斜め向いでした。

 

お通夜の会場に入って、うめなかの単独に来てくれた従弟に

その話をすると

「笑楽座に入ってたら、一曲歌わなあかんとこやったな。」と

オチをつけてくれて、お通夜の会場に笑いがもれました。

 

大往生のおっちゃん、気持ちようあちらに行かはったやろなと

思った大阪のお通夜でした。